前回の記事でデスクトップアプリを作る場合に
用意すべきものについて解説しました。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒Pythonでデスクトップアプリを作るには何を用意すればいい?
ところで、Pythonでデスクトップアプリを作るなら
tkinterがおすすめです。
この記事ではtkinterをインストールする方法について解説します。
【Python入門】tkinterをインストールする方法
tkinterをインストールする方法ですが
まず、Anacondaをインストールしましょう。
⇒Anacondaをwindows7にインストールする方法
次にAnacondaに標準装備されているJupyter notebookを開いてください。
ここまで来たら、あとは簡単です。
Jupyternotebook上でファイルを作成して
#例題1 import tkinter as tk
と入力してください。
#例題1は書かなくてよいです。
上記のように記述したら実行しましょう。
実行は『Run』ボタンをクリックすればOKです。
これでtkinterはインポートされました。
非常に簡単ですね。
【Python入門】tkinterでウィンドウを作成してみよう
tkinterのインポート(インストール)が完了したら
デスクトップアプリ作成の第一歩となる、ウィンドウを作ってみましょう。
例題2をご覧ください。
例題2 a = tk.Tk() a.title("ここでウィンドウの名称を記載します。") a.geometry("500x250") a.mainloop()
まず、
a = tk.Tk()
ですが、変数aにウィンドウのオブジェクトを代入するという意味です。
変数に代入するという意味については
こちらの記事で詳しく解説しています。
⇒【Python入門】変数の代入についてわかりやすく解説
それから
a.title("ここでウィンドウの名称を記載します。")
titleを使うことで変数aに入っているウィンドウのタイトルを
決定することができます。
ここでは『ここでウィンドウの名称を記載します。』
という名称にしました。
次に
a.geometry("500x250")
geometryによって変数aに入っているウィンドウのサイズを決定します。
ここでは500×250という大きさにしました。
サイズは””(ダブルクオーテーション)でくくっていますように
数字ではなくて文字列扱いになることに注意しましょう。
最後に
a.mainloop()
mainloop( )メソッドを記述します。
これでイベントループが始まります。
ここでは実行することで
ウィンドウが表示されます。
実行してみましょう。
こんな感じでシルバーのウィンドウが表示されました。
タイトルが『ここでウィンドウの名称が記載されます。』
になっていますね。
これでデスクトップアプリ用のウィンドウが立ち上がりました。
それではtkinterでボタンを作成し
配置して、デスクトップアプリっぽくしていきましょう。
続きはこちらです。
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