【Python入門】コンストラクタとは?例題を挙げてわかりやすく解説

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この記事ではコンストラクタについて解説していきます。
ただ、コンストラクタについて理解するためには
オブジェクト指向とかメソッドについての理解が必須です。

もしオブジェクト指向やメソッドについて
知りたい方はこちらの記事を先にご覧ください。
【Python入門】オブジェクト指向とは?例題を挙げながら解説
【Python入門】メソッドとは?わかりやすく解説します

それでは本題に入っていきましょう。

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【Python入門】コンストラクタとは?

コンストラクタとは

メソッドはクラスの中に存在します。

#例題1
 
class Pet: #ここはクラス
    def tiwawa(self): # ここはメソッド
        print('チワワだワン!')
         
x = Pet() # xはクラスからできたインスタンス
x.tiwawa()

例題1でいうところの

class Pet: #ここはクラス
    def tiwawa(self): # ここはメソッド

です。

class Pet:

でクラスを宣言し、

    def tiwawa(self):

で、メソッドを導入しています。

こんな感じでクラスの中にメソッドがあるわけですよ。

それから

x = Pet() 

でインスタンスを生成しています。

で、インスタンスが生成されるときに
自動的に呼び出されるメソッドをコンストラクタと呼ぶんです。

ちなみにコンストラクタはイニシャライザとも言われています。

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【Python入門】コンストラクタの例題

言葉でコンストラクタとは何か説明しても
わかりにくいかもしれません。

なので例題をやりながら
コンストラクタについての理解を深めていきましょう。

例題2をご覧ください。

#例題2

class Pet: #ここはクラス
    def __init__(self, ti, da): # ここがコンストラクタ
        self.tiwawa = ti
        self.dachs = da
        
    def hatugen(self):
         print(self.tiwawa, self.dachs)
        
x = Pet('チワワ', 'ダックスフンド') # ここでインスタンスを生成
x.hatugen()

まず、

class Pet: #ここはクラス
    def __init__(self, ti, da): # ここがコンストラクタ
        self.tiwawa = ti
        self.dachs = da
        
    def hatugen(self):
         print(self.tiwawa, self.dachs)

Petというクラスの中に

・__init__メソッド
・hatugenメソッド

の2つが実装されています。

これら2つのメソッドの中でも
__init__メソッドはコンストラクタに該当します。

それから

def __init__(self, ti, da): # ここがコンストラクタ
        self.tiwawa = ti
        self.dachs = da

上記のコンストラクタでは
インスタンス変数に受け取った引数を設定しています。
ちなみにインスタンス変数は『tiwawa』と『dachs』が
該当します。

こんな感じでコンストラクタにするためには
必ず__init__( )を用いないといけません。

__init__( )は特殊なメソッドなんです。

次に

    def hatugen(self):
         print(self.tiwawa, self.dachs)

hatugenメソッドでは、selfを使って
tiwawaとdachsにアクセスしてprint文で
何らかの文字列や数を表示させようとしています。

それから

x = Pet('チワワ', 'ダックスフンド') # ここでインスタンスを生成
x.hatugen()

Petというクラスからインスタンスを生成するときに
引数として『チワワ』、『ダックスフンド』という文字列を
変数xに代入します。

こんな感じでコンストラクタを使うことで
インスタンスの生成時に文字列や数などの値を
xなどの変数に代入することができるようになるんです。
そのあとに、hatugenメソッドを呼び出し
print文によって『チワワ』と『ダックスフンド』
という文字列が表示されるようになります。

実行してみると
コンストラクタ
と表示されていますね。

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【Python入門】コンストラクタでエラーが出るパターン

まず例題3をご覧ください。

#例題3

class Pet: #ここはクラス
    def __init__(self, ti, da): # ここがコンストラクタ
        self.tiwawa = ti
        self.dachs = da
        
    def hatugen(self):
         print(self.tiwawa, self.dachs)
        
x = Pet() # ここでインスタンスを生成
x.hatugen()

例題3を実行するとエラーが出ます。

コンストラクタ

例題3と例題2の違いはここだけです。

例題3は

x = Pet() # ここでインスタンスを生成

で、例題2は

x = Pet('チワワ', 'ダックスフンド') # ここでインスタンスを生成

です。

違いがわかりましたか?

例題3ではインスタンス生成時に
tiとdaに対応する引数『チワワ』と『ダックスフンド』を
変数xに代入できていないからエラーが発生したんです。

こんな感じでコンストラクタで引数(tiとda)が設定されているのに
インスタンス生成時にtiとdaに対応する引数『チワワ』『ダックスフンド』を
変数xに渡さないとエラーが発生してしまいます。

以上でコンストラクタについての解説を終わります。

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