Pythonの変数宣言で注意すべきこと

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python 変数宣言

この記事ではPythonnの変数宣言について解説します。

以下の記事はPycharmを使っています。
まだインストールしていない方は
コチラをご覧ください。

Pycharmの使い方について知りたい方はこちらをご覧ください。

まず以下を入力してみてください。

num = 91
name ='Python入門ドットコム'
print(num)
print(name)

実行すると以下のようになります。

python 変数宣言

ちなみに変数とは
上記のnameやnumみたいな文字を使って
その中に一定期間データを記憶させるようにしたものをいいます。

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Pythonでよく使う変数宣言とは?

Pythonでよく使う変数宣言とは変数を作ることを言います。

たとえば

num = 91
name ='Python入門ドットコム'
print(num)
print(name)

でいうところの

num = 91
name ='Python入門ドットコム'

の部分。

変数を作っているので変数宣言になりますね。

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Python独特の変数宣言とは?

たとえば他のプログラミング言語だったら

var int = 91
var str name ='Python入門ドットコム'

と変数宣言をすることがあります。

でもPythonの場合にはいちいち『var』とか
『var str』を使いません

Pythonだったら

num = 91
name ='Python入門ドットコム'

でOKです。

『var』とか『var str』を使わなくても『num』とか『name』などで
宣言した時点でPythonなら自動的に認識してくれます。

なので、他のプログラミング言語より
Pythonのほうが使い勝手がよいですね。

実際に、Pythonだと自動でint型とかstr型とか
認識しているのかどうか、確認する方法があります。

以下入力してみてください。

num = 91
name ='Python入門ドットコム'
print(num, type(num))
print(name, type(name))

すると

pythonは自動で認識する

上記画像の赤枠内をご覧ください。

こんな感じでnumはintでnameはstrと自動的に
認識してくれていますね。
Pythonは偉いですね(苦笑)

とにかく、Pythonで仕事していて
「これ、何型かな?」とよくわからない場合には
上記のように入力して確認してみてくださいね。

ちなみに

print(name, type(name))

上記のtypeの部分をtype関数といいます。

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python変数宣言で知っておくべきint型とstr型とは?

さきほど、intとかstrという文字が登場しましたね。
これはそれぞれ、int型、str型といいます。

int型とは?

int型は変数の一種です。
ちなみに変数とはデータを入れておく容器のことです。

変数という容器の中にデータを入れておくわけですが
int型の場合には、整数を入れるというルールになっています。

「じゃ、整数って何?」という方もいるかもしれません。

整数とはマイナスも0おプラスも含むけど、小数や分数は含まない数のことです。

たとえば―15とか0とか20001は整数です。

でも、3.5は小数なので整数ではありません。

なのでint型という変数の容器に入れられるのは
-5とか0とか100といった整数ということになります。

したがって先ほどの

num = 91

はint型ということになります。

pythonでは他のプログラミング言語と違って
int型と記載しなくても、勝手に認識してくれる
んでしたね。

str型とは?

str型は正確にはString型といいます。

int型と同様、変数の一種です。

ただstr型の場合には整数ではなくて文字を入れます。

String型【変数の型】とは

変数(プログラミングにおけるデータを入れておく箱)の種類のひとつ
であり

「その箱には文字列(文字の集まり)を入れて良いよ」な決まりのこと
です。

なので先ほど、

name ='Python入門ドットコム'

と文字を入れたわけですね。

とにかくpythonの場合には勝手に
string型と認識してくれるので
楽でいいですね。

pythonの変数宣言で問題をだします

ここで問題です。

以下のような場合、どう認識されるでしょう?

num = 91
name ='Python入門ドットコム'

num = name

ここの部分が問題ですね。

num = name

答えとしては
pythonの場合、勝手にstring型と認識してくれます。

pythonの変数宣言でよく使う型変換とは?

以下入力してみてください。

num = 91
name ='5963'
new_num = int(name)
print(new_num, type(new_num))

結果はこうなります。

型変換

new_numはint型で5963と表示されます。
つまり整数となったわけですね。

でも最初、nameという変数に入れたときには
‘5963’とやったので文字列(string型)だったわけですね。

これがint型に型が変換されたわけですね。
こういうのを型変換といいます。

どうしてpythonだとこういうことをするのでしょう?

たとえば

print 91 + "5963"

といった感じで、91という整数と”5963″という文字列をくっつけると
タイプエラーが発生してしまうんです。

だからさっきみたいな感じで

num = 91
name ='5963'
new_num = int(name)
print(new_num, type(new_num))

と型変換をすることになります。

pythonは自動的に型変換をしてくれないということを
覚えておいてくださいね。

python変数宣言の注意点

1num = 91
num1 =91

pythonでは

『1num』といった感じで最初に数字が入った変数宣言はできません。

逆に『num1』といった感じで
文字のあとに数字を入れることは可能です。

それから

for = 'こんにちは'
if = 'さようなら'

pythonでは『if』とか『for』は
あらかじめ用途が決まっています。

なので、変数宣言として
『num』と同等の扱いで『if』とか『for』を
使うことはできません。

エラーの原因になってしまいます。

python変数宣言まとめ

pythonでは

num = 91
name ='5963'

といった感じで変数を宣言する前に
int型だとかstring型だと宣言しなくていいわけです。

楽といえば楽なんですが
プログラムのバグにつながることもあります。

でも逆にいうと、勝手にpythonが判断してくれるので、入力したり考えたりする手間が省けます。
だから、プログラムの開発がしやすくなるというメリットがあります。

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