【Python入門】メソッドとは?わかりやすく解説します

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python メソッドとは

前回の記事ではオブジェクト指向について
解説しました。

オブジェクト指向の記事をまだご覧でない方は
先に、こちらをご覧ください。
【Python入門】オブジェクト指向とは?例題を挙げながら解説

今回解説するメソッドは
オブジェクト指向についての理解がないと
全体像が把握しにくいです。

ここでは簡単に説明しておきますね。
オブジェクト指向という考え方があるのですが・・・

オブジェクトの中に
クラスとインスタンスがあって、
そのクラスの中にメソッドというものを入れることができるんです。

前回の記事では実際に例題を使って
クラスの中にメソッドを実装する練習をしてみました。
【Python入門】オブジェクト指向とは?例題を挙げながら解説

それではここからが本題です。

クラスの中に実装できるメソッドとは
どういうものなのでしょう?

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【Python入門】クラスの中に実装できるメソッドについて例題を挙げて解説

メソッドとは
記事冒頭でも言いましたが、
メソッドはクラスの中に入っています。

例題を実行しながら解説していきますね。

#例題1

class Pet: #ここはクラス
    def tiwawa(self): # ここはメソッド
        print('チワワだワン!')
        
x = Pet() # xはクラスからできたインスタンス
x.tiwawa() 

例題1で、

class Pet:

ですが、ここはクラス名を設定しています。
Petというクラス名にしました。

次に

    def tiwawa(self): # ここはメソッド
        print('チワワだワン!')

クラスPetの中に
tiwawaというメソッドを実装しました。
tiwawaというメソッドは『チワワだワン!』と表示させるという
ものすごく単純なものです。

で、tiwawaがメソッドとして設定した場合には
()の中にselfと書きます。

tiwawa(self)

とメソッドの場合には書きます。

関数を勉強したことがあるならわかっていただけると思いますが、
tiwawaメソッドの前のdefがあると
どうしてもtiwawaが関数のように感じてしまうこともあります。

でも、tiwawa(self)とselfがあることで
「あ、これは関数でなく、メソッドなんだな」
と誰がみてもわかるわけですね。

関数とかdefについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
https://python-introduction.com/?p=879

次に

x = Pet()

とPetというクラスに()をつけることで
インスタンスを生成することができます。

それから、Pet()というインスタンスを変数xに代入しています。
変数の代入についてはこちらの記事で解説しています。
【Python入門】変数の代入についてわかりやすく解説

そして

x.tiwawa() 

変数xに代入されたインスタンスからtiwawaメソッドを呼び出します。

実行すると、『チワワだワン!』と表示されます。

メソッド

こんな感じで、生成されたインスタンスによってメソッドが呼び出されます。
で、tiwawa(self)とselfがあることで、このselfがインスタンス自身を
意味することになります。

selfって英語で自分自身を意味しますからね。

「どうしてselfって書くの?」
と思った方もいるかもしれません。

ただ、これってPythonのルールなんです。
PEP 8というPythonのコーディング規約で定められているんです。
PEP 8はこちら

なので、単純に

tiwawa(self)

と書くものなんだと覚えておきましょう。

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【Python入門】結局のところメソッドとはどういうこと?

メソッド

繰り返しになりますが、
メソッドはクラスに属しています。

で、属しているクラスに対して
動きをみせるものがメソッドといえるでしょう。

例題1では

def tiwawa(self): # ここはメソッド
        print('チワワだワン!')

と、tiwawaというメソッドは『チワワだワン!』
と表示させるという動きをもっています。

こんな感じでクラス内で、関数みたいな動きを見せるものを
メソッドというという理解で十分でしょう。

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【Python】selfを使ってメソッドの中から他のメソッドを呼び出してみる

メソッドの場合、()内にselfと記述します。

tiwawa(self)

といった感じですね。

では例題2をご覧ください。

#例題2

class Pet: #ここはクラス
    def tiwawa(self): # ここはメソッド
        self.dachs() #ここのselfはインスタンス。
        print('チワワだワン!')
        
    def dachs(self):
         print('ダックスだワン!')
        
x = Pet() # xはクラスからできたインスタンス
x.tiwawa()

例題2で

class Pet: #ここはクラス

Petというクラスを作りました。

それから

def tiwawa(self):

tiwawaというメソッドと

def dachs(self):

dachsという2つのメソッドを実装しています。

def dachs(self):

の方のメソッドは『ダックスだワン!』
と表示させるだけです。

これに対して

   def tiwawa(self): # ここはメソッド
        self.dachs() #ここのselfはインスタンス。
        print('チワワだワン!')

tiwawaというメソッドは

 self.dachs()

selfを使ってdachsメソッドを呼び出しています。

このselfはインスタンス自身を意味しています。
なので、インスタンスから他のメソッド、ここではdachsメソッドを
呼び出すという意味になります。

で、そのあとに『チワワだワン!』
と表示させます。

それから

x = Pet() # xはクラスからできたインスタンス
x.tiwawa()

Petというクラスからインスタンスを作り
変数xに代入しています。

そしてtiwawaメソッドを呼び出しています。
実行すると
『ダックスだワン!
チワワだワン!』
と表示されます。

メソッド

こんな感じでselfを使うことで
メソッドからメソッドを呼び出すことができるわけですね。

以上で解説を終わります。

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