この記事ではリストを追加したり
結合したりする方法について解説します。
リストと言うより、
単純に文字列を結合させる方法については
こちらの記事で解説しています。
気になる方はご覧ください。
それでは本題に入っていきましょう。
目次
【Python】リストの基本的な使い方
リストは複数のデータを同時に処理するときに
使うことが多いです。
[]の中に『,(カンマ)』を区切って使用します。
言葉で説明してもわかりにくいと思います。
なので、実際に例題を使って解説しますね。
#例題1 a = [10,20,35,45,59] print(a)
例題1を実行すると
[10, 20, 35, 45, 59]
と表示されます。
そのままですね。
【Python】リスト内の要素を個別に抽出する方法
リストの中の要素を個別に抽出する方法について
みていきましょう。
#例題2 a = [10,20,35,45,59] b = a[2] print(b)
「要素って何?」
と疑問に感じた方もいるかもしれません。
要素とは例題2でいうところの
[]内にある、10,20,35,45,59のことです。
10も要素の一つですし、20も要素の一つです。
で、
a = [10,20,35,45,59] b = a[2]
となっていますね。
b = a[2]
という部分がリスト内要素抽出のキモです。
[]内で0にすると、リストで一番左側の『10』が
抽出されます。
[]内で1にするとリストで左から2番目の20が抽出されます。
なので例題2ではa[2]となっているので
左から3番目の35が抽出されます。
次に例題3をやってみましょう。
#例題3 a = [10,20,35,45,59] b = a[1:3] print(b)
ここで
b = a[1:3]
となっています。
これはa[1]の部分でリストの左から2番目の20が
抽出されます。
そしてa[:3]の部分では左から4番目の45の『手前』
という意味です。
ここが重要ですね。
a[:3]と『:』の後の数字は
その数字の手前までという意味になるので
よく覚えておいてくださいね。
したがって実行すると
20と35が表示されます。
要素の抽出はこれくらいにしておきましょう。
【Python】リスト内要素を置き換える方法
リスト内の要素を別の数字で置き換えることもできます。
たとえば、2000ではなくて
3000だったと気づいたら、
2000を3000に置き換えることができます。
言葉では説明しにくいので
例題を一緒にやっていきましょう。
#例題4 a = [10,20,35,45,59] a[2] = 12345 print(a)
これはa[2]となっていますね。
左から3番目と言う意味です。
そして
a[2] = 12345
となっているのは
左から3番目を12345に置き換えるという意味です。
なので実行すると
左から3番目の数字35が12345に置き換わります。
実行すると
と35が12345にしっかりと置き換わっていますね。
#例題5 a = [10,20,35,45,59] a[3] = 98765 print(a)
例題5ではa[3]なので
左から4番目の45を98765に置き換えます。
実行すると
と45が98765に置き換わっていますね。
次に例題6をやってみますね。
#例題6 a = [10,20,35,45,59] a[-1] = 22222 print(a)
a[-1]はリストの右から1番目という意味です。
マイナスの場合には0からスタートしませんのでご注意ください。
a[0]なら左から1番目でしたが
a[-1]は右から1番目という意味です。
実行すると
と一番右の59が22222に置き換わっていますね。
【Python】リストの要素を追加する方法
append( )を使うことでリストの要素を
追加することができます。
例題をやってみた方が理解しやすいと思いますので
一緒にやっていきましょう。
#例題7 a = [10,20,35,45,59] a.append(12345) print(a)
で、
a.append(12345)
ですが、
リストaの最後に12345を追加するという
意味になります。
a.appendで『aに追加する』という意味になり、
append(12345)で『12345を追加する』という意味になります。
例題7を実行してみましょう。
こんな感じで
10,20,35,45,59,12345
とリストの最後に『12345』が追加されましたね。
【Python】リスト同士を結合させる方法
次にリスト同士を結合させてみましょう。
#例題8 a = [100,200,300,400] b = a + [5,6] print(b)
上記のように『+』を使うことで
リスト同士を結合させることができます。
[]内がリストです。
[100,200,300,400]もリストですし
[5,6]もリストです。
なので
b = a + [5,6]
とすることでリスト同士を結合させることができるんです。
【Python】リストの結合・追加応用
最後に、簡単にではありますが
ここまで学んできたことを応用していきましょう。
#例題9 a = [100,200,300,400] b = a + [5,6] c = b.append(8) print(b)
例題9はリストaに[5,6]を
結合させてbに代入しました。
ここで実行すると
100,200,300,400,5,6
となります。
さらにappendを使ってリストbの最後に
『8』という数字を追加させました。
ここで実行すると
100,200,300,400,5,6,8
となります。
実際に実行してみましょう。
今回の記事は以上になります。
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