【Python】演算子まとめ

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python 演算子

この記事ではPythonで使う

・代入演算子
・比較演算子
・論理演算子
・三項演算子

についてまとめてみました。

一般的な計算については
こちらの記事で詳しく解説していますので
ご覧ください。

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【Python入門】代入演算子まとめ

代入演算子

代入演算子は『=(イコール)』を使って
値を代入して行う演算子のことです。

ちなみに演算子とは『+』とか『-』などの
計算を意味する記号のことをいいます。

なので、代入演算子ということは
『=』は必須で、他に『+』とか『%』などの
演算子が必ず登場することになります。

それでは例題をやっていきましょう。
まずは大原則からです。

#例題1
c = 966
print(c)

=の左側に変数cがあって
=の右側に数字の966があります。

実行すると、=の右側の数字966が
=の左側の変数cに代入されます。

そしてprintで変数cに代入された966という数字を
表示させます。

結果はこのように966と表示されましたね。

代入演算子

こんな感じで代入が関係する演算子を代入演算子といって
代表的な代入演算子が『=』です。

「代入って何?」
と疑問に感じてしまった方は
こちらの記事をご覧ください。
【Python入門】変数の代入についてわかりやすく解説

代入演算子には
単純な『=』以外にも以下のものがあります。

代入演算子1.足して代入する+=

#例題2

a = 100
b = 30

a += b
print(a)

例題2で、+=は
aの値(100)にbの値(30)を足して
そのあと、変数aに代入するという意味です。

なのでprint(a)とすることで
変数aに入った100+30=130という値が
表示されるわけですね。

したがって答えは130となります。

代入演算子

代入演算子2.引いて代入する-=

#例題3

a = 100
b = 30

a -= b
print(a)

例題3では『-=』という代入演算子を使っています。
-=はa(100)からb(30)を引いて70になった状態で
aに代入するという意味です。

したがって実行すると70が表示されます。

代入演算子

代入演算子3.かけてから代入する*=

#例題4

a = 100
b = 30

a *= b
print(a)

*=は変数a(100)と変数b(30)を掛け算して
その結果(3000)をaに代入する代入演算子です。

なので実行すると3000と表示されます。

代入演算子かけるイコール

代入演算子4.割ってから代入する/=(小数でる)

#例題5

a = 100
b = 30

a /= b
print(a)

/=はa(100)をb(30)で割って
その答えをaに代入する代入演算子です。

小数も表示されます。

代入演算子

代入演算子5.割ってから代入する//=(整数になる)

#例題6

a = 100
b = 30

a //= b
print(a)

割り算をして小数を出したくない場合には
//=を使いましょう。

例題5との違いは例題5では/=と/が一つでした。
例題6は//=と/が2つついていますね。

//と/を2つつけることで
割り切れない答えでも整数で表示されるようになります。

代入演算子整数のみ

代入演算子6.余りのみを代入する%=

#例題7

a = 100
b = 30

a %= b
print(a)

100÷30=3あまり10ですね。

なので%=を使うと
余りの10をaに代入することになります。

したがって例題7を実行すると10と表示されます。

代入演算子

代入演算子6.べき乗を代入する**=

#例題7

a = 10
b = 3

a **= b
print(a)

べき乗とは「何乗」という意味です。
要するに例題7では
10の3乗をaに代入するという意味になります。

こんな感じで**=とすることで
10の3乗=1000と計算してaに代入することができるわけですね。

実行すると

べき乗計算

となります。

以上が代入演算子です。

続いて比較演算子について説明します。

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【Python入門】比較演算子まとめ

比較演算子とは2つの値を比較して
得られた結果に対して真か偽か返すものをいいます。

真の場合は『True』、偽の場合は『False』となります。

真とか偽について詳しく知りたい方は
こちらの記事をご覧ください。

比較演算子1.大きいか小さいか

比較演算子として大きいか小さいかを表現するときには
>とか<を使います。

これを=を使って変数に代入します。

実際に例題をやってみたほうがわかりやすいと思うので
チャレンジしてみましょう。

#例題8

a = 30; b = 28
c = a &lt; b
print(c)

まず、比較演算子としてよく使われるのが
大きいか、小さいかです。

c = a &lt; b

というのは
aが30でbが28。

実際は30>28なので、aの方が大きいわけです。

だから30>28ですから、a>bだったらTrueとなります。

でも、

c = a &lt; b

となっているので間違い(False)となります。

このFalseという結果がcに代入されるので
実行すると、Falaseと表示されるわけですね。

比較演算子

比較演算子2.以上、以下

以上というのはその数字をと同じか、
その数字より大きい場合を指します。

たとえば、29という数字があった時に
29以上というなら、29,30,31,32,・・・10000,100001
と29を含んだ数がTrueとなります。

これに対して以下というのは
その数字と同じか、その数字より小さい場合を指します。

たとえば50という数字があったら
50,49,48,47,・・・10,9,
と50を含む数字が当てはまります。

で、以上、以下をPythonで表すなら
<=,>=を使います。

それでは例題8をやっていきましょう。

#例題8

a = 30; b = 28
c = a &gt;= b
print(c)

30と28を比べたら30の方が大きいですね。
で、30 >= 28は正しいのでTrueとなります。

#例題9

a = 30; b = 30
c = a &gt;= b
print(c)

では例題9はどうでしょう?
これもTrueですね。

30 >= 30
なら30以上ということで30を含むのでTrueとなります。

比較演算子

比較演算子3.等しいか等しくないか

aとbが等しい場合は『==』、
aとbが等しくない場合は『!=』で表します。

例題を見たほうが早いので
やっていきましょう。

#例題10 

a = 30; b = 30
c = a == b
print(c)

aが30、bが30で等しいです。

そして

c = a == b

a == b
とaとbが等しいとなっていて
合っているので、実行するとTrueとなります。

True

#例題11

a = 30; b = 31
c = a != b
print(c)

例題11は頭が混乱するかも知れません。

aが30でbが31なので等しくありません。

そして

c = a != b

aとbは等しくないと
cに代入しました。

実際にaとbは等しくないわけなので
実行するとTrueになります。

比較演算子

#例題12

a = 30; b = 30
c = a != b
print(c)

例題12は

aが30でbも30なので等しいです。

でも、

c = a != b

比較演算子ではaとbは等しくないとなっています。
なので実際と比較演算子が合ってないので
実行するとFalseが返ってきます。

False

以上で比較演算子まとめは終わりです。

次に論理演算子をやっていきましょう。

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【Python入門】論理演算子まとめ

論理演算子とはどんな演算子なのでしょう?

たとえば、『20より大きく、かつ、35より小さい』とか
『aが20と等しい、又はbが30と等しい』と言った感じで
2つの条件をくっつける演算子のことを論理演算子といいます。

Pythonで使う論理演算子には

・and
・or
・not

の3種類があります。

論理演算子1.and

まずandからいきましょう。

たとえば

a and b

ってあったときに、
aとbが両方とも真(True)だったら
結果もTrueになります。

でもaは真でもbが偽なら結果はFalseとなります。
またaは偽で、bが真でも結果はFalseとなります。

もちろんaが偽でbが偽でもFalseとなります。

では例題13をやっていきましょう。

#例題13(andは両者とも満たすとTrueになります)

a = 19.8
b = 20.8
c = a > 20 and b >20
print(c)

例題13ではaが偽です。
19.8は20より小さいのに
a(19.8) > 20
となっているからです。

bは真です。

でもaが偽である以上
実行するとFalseとなります。

論理演算子and

では例題14はTrueでしょうか
それともFalseでしょうか?

#例題14(andは両者とも満たすとTrueになります)

a = 19.8
b = 20.8
c = a < 20 and b >20
print(c)

a(19.8) < 20 で真ですね。 b(20.8) > 20
で真ですね。

andを使っているわけですが
a,b両者とも真なので実行するとTrueとなります。

論理演算子and

論理演算子2.or

次、orをやっていきましょう。

たとえば、
a or bの場合、
aかbどちらか1つでも真なら
結果はTrueとなります。

たとえば
aが真、bが偽なら
andの場合にはFalseですが
orだったらTrueとなります。

aが偽、bが真でもorならTrueとなります。

aが偽、bが偽の場合だけ
結果はFalseとなります。

そういった意味ではorはandよりも
Trueになり条件が緩い論理演算式になりますね。

#例題15(orはどちらか一つでも真ならTrueになります)

a = 19.8
b = 20.8
c = a > 20 or b >20
print(c)

例題15はaは偽です。
bは真です。

aが偽でもbが真なのでorならTrueとなります。

論理演算子or

#例題16(orはどちらか一つでも真ならTrueになります)

a = 19.8
b = 20.8
c = a > 20 or b <20
print(c)

例題16はaもbも偽です。

a(19.8) は20より小さいので偽
b(20.8)が20より大きいので偽です。

a,b両者とも偽なのでさすがのorでも
実行するとFalseとなります。

論理演算子or

論理演算子3.not

notは否定を表します。

たとえばnot a
となっていたら、
aが真ならFalseとなり
aが偽ならTrueとなります。

個人的な覚え方ですが、
notは天の邪鬼(あまのじゃく)演算子と覚えています。

#例題17(notはaが真ならFalse、偽ならTrue)

a = 19.8

c = not a == 20
print(c)

例題17はaが19.8なのに、
a == 20(aは20と等しい)となっています。
なので、aは偽です。

でも、notがついているので
実行するとTrueとなります。

ややこしいですね。

論理演算子not

#例題18(notはaが真ならFalse、偽ならTrue)

a = 19.8

c = not a == 19.8
print(c)

例題18はaが19.8で
a == 19.8となっているので真です。

notの場合には真はFalseなので
実行するとFalseとなります。

論理演算子not

次に三項演算子について学習していきましょう。

【Python入門】三項演算子まとめ

三項演算子とは3つの項目を使って処理する演算子のことです。

実際に例題をやってみた方が理解が早いと思います。
なので、さっそく例題をやってみましょう。

回転寿司

#例題19(三項演算子)

okane =200

sushi = "kappamaki" if okane < 300 else "toro"
print(sushi)

この部分が三項演算子の肝の部分です。

sushi = "kappamaki" if okane < 300 else "toro"

回転寿司を想像してくださいね。

okane(お金)を200(円)持っています。
そしてもしお金が300未満ならkappamaki(かっぱ巻き)を
そうでない(300円以上)ならtoro(トロ)が表示されます。

お金を200(円)しか持ってないので
実行するとkappamaki(かっぱ巻き)と表示されます。

三項演算子

こんな感じで使う

sushi = "kappamaki" if okane < 300 else "toro"

演算子を三項演算子といいます。

別の言い方をすると
条件の判定結果によって値(toro,kappamaki)を
選択することができるものを三項演算
子といいます。

Pythonで使う演算子まとめ

演算子まとめ

Pythonで使う演算子には

・代入演算子
・比較演算子
・論理演算子
・三項演算子

があります。

「複雑でよくわからないよ」
という方、もう一度、復習していただけると
少しずつわかってくると思いますよ。

以上で演算子のまとめを終わります。

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