【Python】タプルとは?リストとタプルの違いについても解説

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python タプル リスト タプルとは

この記事ではタプルとは何か、
それとタプルとリストの違いについて解説していきます。

別記事でタプルを使うメリットについて解説していますので
ぜひご覧ください。
【Python】タプルを使う3つのメリット

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【Python】リストとタプルの違い

タプルとは

リストとタプルの違い1.かっこのくくり方

タプルはリストとすごく似ています。
ですが、違いもあります。

リストの場合にはブランケットのカギカッコでくくります。
タプルの場合にはパレンティスの丸かっこ()でくくります。

例題1をご覧ください。

#例題1

x = [1,2,3,4,5] # []でくくるのがリスト
y = (6,7,8,9,10) # ()でくくるのがタプル

print(x)
print(y)

例題1で

x = [1,2,3,4,5] # []でくくるのがリスト

がリストです。

y = (6,7,8,9,10) # ()でくくるのがタプル

がタプルです。

実行すると

[1, 2, 3, 4, 5]
(6, 7, 8, 9, 10)
と表示されます。

リストとタプル

タイプを調べてみると
もっとはっきりとします。

#例題2

x = [1,2,3,4,5] # []でくくるのがリスト
y = (6,7,8,9,10) # ()でくくるのがタプル

print(type(x))
print(type(y))

実行すると


と表示されます。

タプルというタイプ

リストとタプルの違い2.新しい値の代入ができるかどうか

まず例題3をご覧ください。

#例題3

x = [1,2,3,4,5] # []でくくるのがリスト
y = (6,7,8,9,10) # ()でくくるのがタプル

x[0] = 100 #リストの最初に100を加える


print(x)
print(y)

例題3ではリストが入っている変数xの最初に100を追加しています。

x[0] = 100 #リストの最初に100を加える

実行すると
[100, 2, 3, 4, 5]
(6, 7, 8, 9, 10)
とリストの最初が100になっています。

では例題4をご覧ください。

#例題4

x = [1,2,3,4,5] # []でくくるのがリスト
y = (6,7,8,9,10) # ()でくくるのがタプル

y[0] = 100 #タプルの最初に100を加える


print(x)
print(y)

例題4ではタプルの最初に100を加えようとしています。

y[0] = 100 #タプルの最初に100を加える

実行するとエラーが出ます。

タプルエラー

タプルは新しい値を代入することがサポートされていません。

ただ、タプルの場合には例題5のようなことができます。

#例題5

y = (6,7,8,9,10) # ()でくくるのがタプル

print(y[-1])
print(y[1:3])

実行すると
10
(7, 8)
と表示されます。

print(y[-1])

は、タプルの一番右側の値を表示させる意味になります。
なので10が表示されます。

print(y[1:3])

は左から2番目の7から左から3番目の8まで切り取って表示するという意味です。
実行すると(7, 8)と表示されます。

よくわからない方はこちらの記事をご覧ください。
文字列について書いていますが、数値でも同じです。
【python入門】文字列を分割したり抽出したりする方法

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【Python】タプルとは?どんなケースで使う?

タプルとはリストであったり辞書みたいに
複数の要素を()でくくって管理するデータ型の一種です。

辞書についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
【Python】辞書に登場するキーとは?キーを追加する方法についても解説

タプルは先ほども言いましたが
新しい値を代入することがサポートされていません。

値を入れたら読み込むようなケースで
使うことが多いです。

データ操作というよりも値を代入して
後々、データの中身を書き換えられたくない場合
つまり、読み込み専用で使うケースが多いです。

以上でタプルについての解説を終わります。

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