【Python】文字列を削除・長さを調べる・数値を文字列に変換する方法

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今回の記事では

・文字列を(一部)削除する方法
・文字列の長さを調べる方法
・数値(int型など)を文字列(str型)に変換する方法

などについて解説していきたいと思います。

文字列については別の記事でも詳しく解説しています。
興味のある方はこちらの記事もご覧ください。
python特有の文字列操作まとめ
【python】printで文字列を改行する方法と改行しない方法
【python入門】文字列を分割したり抽出したりする方法
【Python】簡単に文字列を検索する3つのメソッドと置換について解説
【Python】文字列を結合・抽出したり繰り返したりする方法

それではさっそく本題に入っていきましょう。

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【Python】文字列(の一部)を削除する方法

文字列を削除する方法

文字列に存在する空白を削除したい場合には
stripを使います。

例題1をご覧ください。

#例題1

x = "        負け犬の遠吠え "
y = x.strip()
print(y)

ここで、

x = "        負け犬の遠吠え "

となっていますね。

『負け犬の遠吠え』という文字列の前に
空白が開いていますね。

この空白は半角スペースであっても
全角スペースであっても関係ありません。

とにかく、スペースが開いた『負け犬の遠吠え』という文字列を
変数xに代入しています。

次に

y = x.strip()

です。

ここで変数xに存在する空白をstrip()によって削除し
変数yに代入しています。

そしてprint(y)で表示しています。

実行すると

strip
となり、空白が削除された状態で
『負け犬の遠吠え』と表示されていますね。

次に文字列そのものを削除する方法について解説します。

例題2をご覧ください。

#例題2

x = 'あなたは負け犬だ'
y = x.strip('あなたは')
print(y)

変数xに入った『あなたは負け犬だ』で
『あなた』が余計だったと感じたとします。

そんな場合には

y = x.strip('あなたは')

とstrip(‘あなたは’)とすることで
変数xに入っている『あなたは負け犬だ』の『あなたは』を
削除することができます。

実行すると

strip

となり、『あなたは』の文字列がしっかりと
削除されていますね。

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【Python】文字列の長さを確認する方法

文字列の長さ

len()を使うことで文字列の長さを調べることができます。
例題3をご覧ください。

#例題3
x = 'Pythonはパイソンと読みます'
y = len(x)

print(y)

例題3ではまず変数xに
『Pythonはパイソンと読みます』という文字列を代入します。

『Pythonはパイソンと読みます』は16文字あります。

で、

y = len(x)

によって、変数xに代入された『Pythonはパイソンと読みます』という文字列の長さを
調べることができるんです。

先ほども申しましたが
Pythonはパイソンと読みます』は16文字です。

なので、例題3を実行すると
len

16と表示されていますね。

こんな感じでlenを使うことで
文字列の長さを簡単に調べることができます。

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【Python】数値(int型)を文字列(str型)に変換する方法

数値を文字列に変換

数値を表す型に

・int型
・float型

などがあります。

たとえば12みたいな整数はint型ですし
12.9みたいな小数はfloat型です。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。
【Python入門】変数の型についてわかりやすく解説

それでは例題4をやってみましょう。

#例題4(int型をstr型に変換する練習)
x = 123
print(x, type(x))

x = str(123)
print(x, type(x))

例題4では最初、変数xに整数である123を代入します。

そして

print(x, type(x))

で、単純に変数xを表示させつつ
type(x)で123は何型なのか調べています。

ここでは単純にint型だと表示されます。

次に

x = str(123)
print(x, type(x))

で、x = str(123)
とすることで、文字列(str型)としての123を
変数xに代入しています。

なので、実行するとこの123は文字列(str型)となります。

実際に例題4を実行してみましょう。

str型

最初の123はint型に
次の123はstr型になっていますね。

こんな感じで最初に、変数xに数字を代入するときに
単純に代入するとint型に、
str(数字)として代入すると文字列(str型)として
Pythonは認識するわけですね。

【Python】数値(float型)を文字列(str型)に変換する方法

float型

float型は小数のことです。

後は先ほどのint型とやっていることは
まったく同じです。

なので、さっそく例題5を一緒にやってみましょう。

#例題5(float型をstr型に変換する練習)
x = 123.456
print(x, type(x))

x = str(123.456)
print(x, type(x))

x = 123.456
は小数ですね。

なのでfloat型です。

でも、str(123.456)とすることで
float型をstr型に変換することができます。

実際に例題5を実行してみましょう。

float型

【Python】文字列の一部を抽出してみよう

最後に文字列の一部だけ抽出して
表示させてみましょう。

たとえば、文字列を余分に書き過ぎた場合
一部だけ抽出させたいと思うはずです。

例題6をご覧ください。

#例題6(文字列の一部を抽出してみよう)
x = '墜落事故でなく衝突事故'
y = x[7:11]
print(y)

例題6では『衝突事故』という文字列だけ
抽出してみたいと思います。

そんな場合には

y = x[7:11]

とします。

x[7:11]の7は文字列の最初から7番目である『く』という文字列の
次の文字である『衝』を指定しています。

次にx[7:11]の11は単純に最後の文字『故』を指します。
つまり、x[7:11]は

x[指定したい最初の文字の手前の文字:狙っている文字]
を左からカウントした数字で記載すればよいわけです。

実行すると、

文字列抽出

【Python】文字列を検索する方法

まず例題7をやってみましょう。

#例題7

x = 'あなたは負け犬だ'
y = x.find('負け犬')
print(y)

findを使うことでどの位置に
自分が知りたい文字列があるのか
検索することができます。

y = x.find('負け犬')

ここでは『負け犬』という文字列が
どこにあるのか検索しているわけですね。

で、

x = 'あなたは負け犬だ'

というところで、『あなたは』の『あ』をカウントして
『な』を1、『た』を2、『は』を3、『負』を4といった感じで
一番左を0として、カウントしていきます。

ここでは『負け犬』というのがどこにあるか
検索しているので、『負け犬』の『負』の位置である4が
表示されることになります。

実際に実行してみましょう。

find

『4』と表示されましたね。

それから、あなたが代入したはずの文字列が
実際に存在しているかどうか検索したいなら
『in』を使いましょう。

例題8をご覧ください。

#例題8

x = 'あなたは負け犬だ'
y = '負け犬' in x
print(y)

z = '勝ち組' in x
print(z)

こんな感じで、in x
とすることで、変数xの中でという意味になるので、

y = '負け犬' in x

は変数xの中に『負け犬』という文字列はある?
と検索しているわけですね。

実行すると、存在するので『True』と返ってきます。

逆に

z = '勝ち組' in x

と変数xの中に『勝ち組』という文字列は存在しません。

したがって実行すると『False』と返ってきます。

実際に例題8を実行してみましょう。

in

今回の記事は以上になります。

文字列については別の記事でも詳しく解説しています。
興味のある方はこちらの記事もご覧ください。
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