- 2018-8-21
- pythonプログラミング, 文字列
- python, 削除, 変換, 数値, 文字列, 長さ
- 【Python】文字列を削除・長さを調べる・数値を文字列に変換する方法 はコメントを受け付けていません
今回の記事では
・文字列を(一部)削除する方法
・文字列の長さを調べる方法
・数値(int型など)を文字列(str型)に変換する方法
などについて解説していきたいと思います。
文字列については別の記事でも詳しく解説しています。
興味のある方はこちらの記事もご覧ください。
⇒python特有の文字列操作まとめ
⇒【python】printで文字列を改行する方法と改行しない方法
⇒【python入門】文字列を分割したり抽出したりする方法
⇒【Python】簡単に文字列を検索する3つのメソッドと置換について解説
⇒【Python】文字列を結合・抽出したり繰り返したりする方法
それではさっそく本題に入っていきましょう。
目次
【Python】文字列(の一部)を削除する方法
文字列に存在する空白を削除したい場合には
stripを使います。
例題1をご覧ください。
#例題1 x = " 負け犬の遠吠え " y = x.strip() print(y)
ここで、
x = " 負け犬の遠吠え "
となっていますね。
『負け犬の遠吠え』という文字列の前に
空白が開いていますね。
この空白は半角スペースであっても
全角スペースであっても関係ありません。
とにかく、スペースが開いた『負け犬の遠吠え』という文字列を
変数xに代入しています。
次に
y = x.strip()
です。
ここで変数xに存在する空白をstrip()によって削除し
変数yに代入しています。
そしてprint(y)で表示しています。
実行すると
となり、空白が削除された状態で
『負け犬の遠吠え』と表示されていますね。
次に文字列そのものを削除する方法について解説します。
例題2をご覧ください。
#例題2 x = 'あなたは負け犬だ' y = x.strip('あなたは') print(y)
変数xに入った『あなたは負け犬だ』で
『あなた』が余計だったと感じたとします。
そんな場合には
y = x.strip('あなたは')
とstrip(‘あなたは’)とすることで
変数xに入っている『あなたは負け犬だ』の『あなたは』を
削除することができます。
実行すると
となり、『あなたは』の文字列がしっかりと
削除されていますね。
【Python】文字列の長さを確認する方法
len()を使うことで文字列の長さを調べることができます。
例題3をご覧ください。
#例題3 x = 'Pythonはパイソンと読みます' y = len(x) print(y)
例題3ではまず変数xに
『Pythonはパイソンと読みます』という文字列を代入します。
『Pythonはパイソンと読みます』は16文字あります。
で、
y = len(x)
によって、変数xに代入された『Pythonはパイソンと読みます』という文字列の長さを
調べることができるんです。
先ほども申しましたが
Pythonはパイソンと読みます』は16文字です。
なので、例題3を実行すると
16と表示されていますね。
こんな感じでlenを使うことで
文字列の長さを簡単に調べることができます。
【Python】数値(int型)を文字列(str型)に変換する方法
数値を表す型に
・int型
・float型
などがあります。
たとえば12みたいな整数はint型ですし
12.9みたいな小数はfloat型です。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
⇒【Python入門】変数の型についてわかりやすく解説
それでは例題4をやってみましょう。
#例題4(int型をstr型に変換する練習) x = 123 print(x, type(x)) x = str(123) print(x, type(x))
例題4では最初、変数xに整数である123を代入します。
そして
print(x, type(x))
で、単純に変数xを表示させつつ
type(x)で123は何型なのか調べています。
ここでは単純にint型だと表示されます。
次に
x = str(123) print(x, type(x))
で、x = str(123)
とすることで、文字列(str型)としての123を
変数xに代入しています。
なので、実行するとこの123は文字列(str型)となります。
実際に例題4を実行してみましょう。
最初の123はint型に
次の123はstr型になっていますね。
こんな感じで最初に、変数xに数字を代入するときに
単純に代入するとint型に、
str(数字)として代入すると文字列(str型)として
Pythonは認識するわけですね。
【Python】数値(float型)を文字列(str型)に変換する方法
float型は小数のことです。
後は先ほどのint型とやっていることは
まったく同じです。
なので、さっそく例題5を一緒にやってみましょう。
#例題5(float型をstr型に変換する練習) x = 123.456 print(x, type(x)) x = str(123.456) print(x, type(x))
x = 123.456
は小数ですね。
なのでfloat型です。
でも、str(123.456)とすることで
float型をstr型に変換することができます。
実際に例題5を実行してみましょう。
【Python】文字列の一部を抽出してみよう
最後に文字列の一部だけ抽出して
表示させてみましょう。
たとえば、文字列を余分に書き過ぎた場合
一部だけ抽出させたいと思うはずです。
例題6をご覧ください。
#例題6(文字列の一部を抽出してみよう) x = '墜落事故でなく衝突事故' y = x[7:11] print(y)
例題6では『衝突事故』という文字列だけ
抽出してみたいと思います。
そんな場合には
y = x[7:11]
とします。
x[7:11]の7は文字列の最初から7番目である『く』という文字列の
次の文字である『衝』を指定しています。
次にx[7:11]の11は単純に最後の文字『故』を指します。
つまり、x[7:11]は
x[指定したい最初の文字の手前の文字:狙っている文字]
を左からカウントした数字で記載すればよいわけです。
実行すると、
【Python】文字列を検索する方法
まず例題7をやってみましょう。
#例題7 x = 'あなたは負け犬だ' y = x.find('負け犬') print(y)
findを使うことでどの位置に
自分が知りたい文字列があるのか
検索することができます。
y = x.find('負け犬')
ここでは『負け犬』という文字列が
どこにあるのか検索しているわけですね。
で、
x = 'あなたは負け犬だ'
というところで、『あなたは』の『あ』をカウントして
『な』を1、『た』を2、『は』を3、『負』を4といった感じで
一番左を0として、カウントしていきます。
ここでは『負け犬』というのがどこにあるか
検索しているので、『負け犬』の『負』の位置である4が
表示されることになります。
実際に実行してみましょう。
『4』と表示されましたね。
それから、あなたが代入したはずの文字列が
実際に存在しているかどうか検索したいなら
『in』を使いましょう。
例題8をご覧ください。
#例題8 x = 'あなたは負け犬だ' y = '負け犬' in x print(y) z = '勝ち組' in x print(z)
こんな感じで、in x
とすることで、変数xの中でという意味になるので、
y = '負け犬' in x
は変数xの中に『負け犬』という文字列はある?
と検索しているわけですね。
実行すると、存在するので『True』と返ってきます。
逆に
z = '勝ち組' in x
と変数xの中に『勝ち組』という文字列は存在しません。
したがって実行すると『False』と返ってきます。
実際に例題8を実行してみましょう。
今回の記事は以上になります。
文字列については別の記事でも詳しく解説しています。
興味のある方はこちらの記事もご覧ください。
⇒python特有の文字列操作まとめ
⇒【python】printで文字列を改行する方法と改行しない方法
⇒【python入門】文字列を分割したり抽出したりする方法
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