【Python】for文の書き方を誰でもわかるように解説

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内包表記

前回の記事でif文について
知っておかないとエラーになること
知っておくと便利なことについて書き方とともに解説しました。

この記事ではfor文について解説していきます。

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【Python】for文の書き方具体例

for文の書き方具体例

Pythonに限った話ではありませんが
for文を使うことで似たような処理を何回も繰り返し
実行することができます。

それでは書き方の具体例に入っていきましょう。

#例題1

a = [6, 7, 8, 9, 10]
for b in a:
    b *= 5
    print(b)

例題1で、

a = [6, 7, 8, 9, 10]

はリストです。
変数aにリストを代入しています。

リストの中には
6,7,8,9,10という整数が入っています。

このリストに対してfor分を使って
ループで処理を行います。

「リストって何?」
と気になる方はこちらの記事をご覧ください。

話を元に戻して
for分の書き方は次の通りです。

for b in a:
    b *= 5

for文がある行の最後に『:(コロン)』がありますね。
このような書き方をすると、bには
1回ループするごとにリストaの要素が順番に入っていきます。

なので、1回目のループではリストaの最初の数字『6』が
bに入っていくわけですね。

そして

b *= 5

によって、bに入った6を5倍し
30となります。

 print(b)

によって、30が表示されます。

さらに2回目のループに入ります。
2回目のループでリストaの2番目の数字7がbに入るわけですね。

それから7を5倍して
print(b)によって35が表示されます。

こんなことをリストaの最後の数字、『10』が終わるまで繰り返します。
つまり全部で5回ループが行われることになります。

したがって例題1を実行すると

30
35
40
45
50

と表示されます。

for文の書き方

実行してみると
リストaの値がそれぞれ5倍されていますね。

こんな感じでfor文を使うと
処理を繰り返すことができるわけです。

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【Python】rangeを使ったfor文の書き方

python for文 range

続いてrange()を加えたfor文の書き方について解説します。

例題2をご覧ください。

#例題2

for a in range(9):
    a *=3
    print(a)

例題2では

for a in range(9):

が重要です。

range(9)となっていますね。
これは0,1,2,3,4,5,6,7,8
という意味です。

要するに0から9より1だけ小さい整数である8まで
変数aに入れるという意味になります。

それから

    a *=3

によって、それぞれの整数『0,1,2,3,4,5,6,7,8』
に対して3倍します。

こういったことが
for文によって繰り返し処理されます。
例題2では9回ループされることになるわけですね。

その結果、例題2を実行すると

0
3
6
9
12
15
18
21
24

と表示されます。

forr文とrange

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【Python】for文に登場するrangeは開始値や終了値などを指定できる

例題2ではrange(9)とすることで
0から8までの数字を変数aに代入することができました。

for文に登場するrangeは

・開始値
・終了値
・ステップ

を指定することもできるんです。

例題3をご覧ください。

#例題3
# range(開始値, 終了値, ステップ)と指定することができます。

for a in range(20, 40, 6):
    print(a)

実行すると
20
26
32
38
と表示されます。

range

例題3で大事なのは

for a in range(20, 40, 6):

です。

で、range(20, 40, 6)
となっていますね。

range(開始値, 終了値, ステップ)
となっているんです。

開始値は最初の数字です。
ここでは20が該当します。

それから終了値ですが、40が該当します。
で、終了値40の1つ前までの数字で終わります。

なので、40は該当しません。

あと、ステップはいくらずつ数字を増やすかという意味です。
ここでは6になっているので6ずつ数字を増やします。

そのため、20から始まり、6増やして26、
さらに6加えて32、さらに6加えて38が
表示されたわけですね。

【Python】rangeを使ってリストを作る方法

rangeを使ってリストを作ることもできます。

いちいち、数値を入力しなくても
規則性のある数値なら、rangeを使うことで
簡単にリストを作ることができるんですね。

#例題4
# list(range(開始値, 終了値, ステップ))とすることでリストにできる

x = list(range(20, 40, 5))
print(x)

例題4を実行すると

[20, 25, 30, 35]
と表示されます。

range

リストになると、[]でくくられます。

リストについて詳しく知りたい方は
こちらの記事をご覧ください。

【Python】for文の書き方まとめ

この記事ではfor文の書き方について説明してきました。
for文を活用することで、同じような処理を
繰り返し繰り返し書く必要がなくなります。

for文の書き方がわかると
面倒な手間が省ける
ってことですね。

またその結果、コードが短くなるので
処理速度が速くなります。

一石二鳥ですね。

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