【Python】format関数で実現できる便利な使い方

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この記事ではformat関数で実現できる便利な使い方について
解説します。

たとえば、format関数を使えば
あなたの思い通りの場所に
文字列を代入することができるようになります。

それでは本題に入っていきます。

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【Python】format関数の使い方基本

まずformat関数を使った例題からやっていきましょう。

#例題1
a = '非正規労働者に{}'.format('なりたくない。')
print(a)

上記で、printとか『a =』とかよくわからない方は
こちらの記事を先に読んでみてくださいね。

【Python入門】変数の代入についてわかりやすく解説
【python】printで文字列を改行する方法と改行しない方法

話を元戻しますね。

例題1を実行すると
『非正規労働者になりたくない』と表示されます。

format関数

こんな感じで

.format('なりたくない。')

とformatの中に入っている文字列を

'非正規労働者に{}'

の中の{}に代入させています。
これを変数aに代入し

print(a)

によって
変数aに入った『非正規労働者になりたくない』という文字列を
表示させているわけですね。

「変数aに代入とか、よくわかんないよ」という方、
先にこちらの記事をご覧ください。
【Python入門】変数の代入についてわかりやすく解説

次に例題2を使って、
上記のことが理解できたか、
確認してみましょう。

#例題2
b = '非正規労働者に{}'.format('なっちゃった。')
print(b)

例題2では変数bを使っていますが
例題1と考え方はまったく同じです。

format関数に入っている’なっちゃった。’を
‘非正規労働者に{}’の{}に代入し
それを変数bに代入しているだけです。

結果、
『非正規労働者になっちゃった。』
と表示されます。

format関数の具体例

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【Python】format関数の使い方(複数の{}があるパターン)

例題1と例題2でformat関数の基本がわかったと思います。
では次に、{}が複数ある場合の具体例をみていきましょう。

#例題3
c = '非正規労働者に{}{}{}'.format('なる','かも','しれない。')
print(c)

例題3では{}が3つありますね。
formatの中にも

format('なる','かも','しれない。')

シングルクオーテーション(’)で囲まれた文字列が
『’なる’』,『’かも’』,『’しれない。’』と3つ入っています。

例題3を実行すると

『非正規労働者になるかもしれない。』と表示されます。

複数の{}

こんな感じで、{}{}{}と3つあった場合、
後ろのformat関数に入った文字列を前から順番に
代入していきます。

最初の{}に『なる』が、
次の{}に『かも』が
三番目の{}に『しれない。』が
それぞれ入った結果、
『非正規労働者になるかもしれない。』
となったわけですね。

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【Python】format関数の使い方(代入する順番を入れ替える)

ここで、「じゃ、{}{}{}とあったら必ず
順番にしか文字列を代入できないの?
AIの時代にそんなに融通が利かないの?」
と疑問に感じた方もいるかもしれません。

AIの時代ですからね。

代入する順番を入れ替えることは可能ですよ。

#例題4
c = '非正規労働者に{2}{0}{1}'.format('なる','かも','しれない。')
print(c)

pythonでは数字を数えるとき
0から数えます。

なので{}に代入する順番も0,1,2,・・・
と考えてみてください。

で、例題4のように{}の中に文字列を代入する順番を
指定しておくことができます。

実行すると
『非正規労働者にしれない。なるかも』となります。

format関数

{2}に『しれない。』が{0}に『なる』が{1}に『かも』が
それぞれ代入されたってわけです。

ではこれはどうでしょう?

#例題5
c = 'フラストレーションで{2}{0}{1}{3}'.format('上がり','そうに','心拍数が','なっている')
print(c)

今度は{}が4つあるパターンですね。

『フラストレーションで心拍数が上がりそうになっている。』
という文章を完成させましょう。

そのために

'フラストレーションで{2}{0}{1}{3}'

という順番にしました。

順番は0,1,2,3となりますから。

{2}は『心拍数が』、{0}は『上がり』、
{1}は『そうに』、{3}は『なっている。』
です。

実行すると

format

となります。

【Python】format関数の使い方|変数を利用する

では次に変数を使った方法について解説します。

「変数ってよくわからない」
という方はこちらの記事をご覧ください。

それでは例題をやっていきましょう。

#例題6
c = '借金で{namae}{josi}{dousi}'.format(namae='太郎君',josi='は',dousi='破産した。')
print(c)

実行するとこうなります。

format

こんな感じで
『namae』、『josi』、『dousi』
という変数の中にformat関数を使って
文字列を代入することができます。

namaeという変数の中に『太郎君』
josiという変数の中に『は』
dousiという変数の中に『破産した。』
をそれぞれ代入しました。

では、次は数字を代入してみましょう。
format関数は文字列だけでなく、
数字も代入することができます。

#例題7
c = 'せーの!{namae}{josi}{dousi}'.format(namae=1,josi=2,dousi=3)
print(c)

例題7のように数字を代入するときには
シングルクオーテーション(’)や
ダブルクォーテーション(”)は
外しましょう。

例題6ではnamae=’太郎君’と
太郎君をシングルクオーテーションで囲ってましたね。
でも、例題7ではnamae=1と
シングルクオーテーションで囲ってないですね。

これが数字と文字列の扱い方の違いです。

Pythonで型変換する方法

ここからは補足なのですが。

数字の1を文字列に変換したり
文字列を数時に変換することを型変換といいます。

先ほども解説しましたが
文字列と数字ではシングルクォーテーションを
つけたりつけなかったりと
処理の仕方が違ってきます。

なので、型変換の仕方を知っておいてください。

ただ、そもそも「型って何?」
と疑問に感じている方は
こちらの記事を先にご覧ください。

それでは例題8をやっていきましょう。

#例題8
c = 1
print(type(c))

型を調べるときにはtypeを使います。

c = 1

で整数の1をcに代入しました。

整数はint型といいます。
なので例題8を実行すると『int(型)』と
表示されます。

int型

ではこの整数の1、言い方を変えると
int型の1を文字列に変換してみましょう。

文字列のことをstr型といいます。
なのでint型をstr型に型変換してみましょう。

例題9をご覧ください。

#例題9 
c = str(1)
print(type(c))

int型の1をstr型に変換するには
『str(1)』とすればOKです。

実行すると

str型

とint型がstr型に型変換されていますね。

次に小数が入っている数字はfloat型といいます。
float型もstr型に型変換できます。

実際にやってみましょう。

まずは普通に小数の型をtypeで調べてみますね。

#例題10
c = 5.698
print(type(c))

実行すると

float型

float型となっていますね。

このfloat型をstr型(文字列)に
型変換してみましょう。

#例題11
c = str(5.698)
print(type(c))

実行すると

float型

こんな感じでstrで5.698を()でくくれば
str型に型変換することができます。

以上で解説を終わります。

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