関数定義についてPython初心者にもわかるように解説

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python 関数定義

この記事では関数定義についてPython初心者にもわかりやすく解説していきます。

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【Python入門】関数定義について

python 関数定義

それでは関数定義について解説していきますね。

まず例題1をご覧ください。

#例題1(関数定義)
def anger():
    print('仲間外れにされ無視された。')
anger()

で、

def anger():

のような感じでdefと記述した次の文字、
たとえば例題1ではanger()が関数です。

defを記述することで関数を定義することができるんです。
これが関数定義になります。

そして例題1を実行すると

仲間外れにされ無視された。

と表示されます。

これは

def anger():

と記述した次の、

    print('仲間外れにされ無視された。')

によって、anger()という関数は

    print('仲間外れにされ無視された。')

を実行するためのものと定義されたんです。

なので、その次の

anger()

によって、anger()という関数が呼び出され実行され
結果、

仲間外れにされ無視された。

と表示されました。

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【Python入門】関数定義失敗例その1

#例題2(関数定義)

anger()

def anger():
    print('仲間外れにされ無視された。')

例題2では

anger()

def anger():

といった感じで、defでanger()関数を定義する前に
anger()を記述していますね。

関数を定義する前に関数を実行しても
エラーになってしまいます。

実際に実行すると

—————————————————————————
NameError Traceback (most recent call last)
in ()
1 #例題2(関数定義)
2
—-> 3 anger()
4
5 def anger():

NameError: name ‘anger’ is not defined

と表示されます。
まだanger()が定義されていませんよ
と言われてしまっているんですね。

つまり

仲間外れにされ無視された。

と表示されないわけですね。

Pythonは上からスクリプトを読み取っていきますので
まず、defで関数を定義してから
実行したい関数を呼び出す必要があります。

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【Python入門】関数定義失敗例その2

それから例題3をご覧ください。

#例題3(関数定義)

def anger():
    print('仲間外れにされ無視された。')

anger

と、最後の関数の実行のところで
本来、anger()と()が必要なところ、
angerと()がない形になっています。

関数は()がないと関数として機能しません。
しかも()がないとPython的には変数扱いされる可能性があります。

「変数って何?」という場合には
こちらの記事をご覧ください。
Pythonの変数宣言で注意すべきこと

話を元に戻して例題3を実行すると

と表示されます。

【Python入門】関数定義と返り値

返り値を使って例題1にように

仲間外れにされ無視された。

と表示させることもできます。

例題4をご覧ください。

#例題4

def anger():
    a = '仲間外れにされ無視された。'
    return a

result = anger()
print(result)

例題4ではまず

def anger():
    a = '仲間外れにされ無視された。'

def anger():
としてanger()という関数を定義した後に
aという変数を宣言しています。

変数aに『仲間外れにされ無視された』という文字列を代入しています。
そしてこの変数aを返したいわけです。

その場合、returnを使います。

    return a

これにより、
a = ‘仲間外れにされ無視された。’
を関数で返してくれるようになるんですね。

なので

result = anger()

anger()に返してくれた情報がresultに入ります。
最終的に

print(result)

resultに入った『仲間外れにされ無視された』が
print文によって表示されるわけですね。

実行すると

仲間外れにされ無視された。

と表示されます。

【Python入門】関数定義と引数

次に引数についてみていきましょう。

例題5をご覧ください。

#例題5

def anger(musi):
    print(musi)
   
anger('仲間外れにされ無視された。')

例題5も実行すると

仲間外れにされ無視された。

と表示されます。

例題5では

def anger(musi):

と、まずdefを使ってanger()という関数を定義していますが、
今回は()内にmusiという変数が入っていますね。

このmusiが引数です。

それから

anger('仲間外れにされ無視された。')

となっていますが、
anger()という関数が呼び出され、
先ほどのmusiという引数に
‘仲間外れにされ無視された。’が入ります。

なので

    print(musi)

によってmusiに入っている『仲間外れにされ無視された。』
が表示されるようになるわけですね。

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