この記事では辞書をforループで処理する方法について
解説していきます。
その前にもし辞書とは?とかfor文とは?ついて
もう少し詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
⇒辞書とは?
⇒【Python】for文の書き方を誰でもわかるように解説
それでは本題に入っていきましょう。
【Python】辞書をforループでkeyだけ表示させる方法
まず例題1をご覧ください。
#例題1 a = {'ppp': 15, 'qqq': 40} for b in a: print(b)
例題1のように’ppp’: 15, ‘qqq’: 40という情報が入った辞書を
変数aに代入しています。
で、変数aの辞書内容をforループでまわしています。
実行すると
qqq
という結果となります。
ちなみに例題1で
a = {'ppp': 15, 'qqq': 40}
となっていますが、pppやqqqをkeyといい、
15や40をvalueといいます。
例題1の記述では実行してもkeyだけが表示され
valueは表示されません。
ではどうすればvalueも表示させることが
できるのでしょうか?
【Python】辞書をforループでvalueも表示させる方法
辞書にはメソッドとしてitems()があります。
items()メソッドを使うことでvalueの値も表示させることができます。
ではitems()メソッドを使った例題2をみていきましょう。
#例題2 a = {'ppp': 15, 'qqq': 40} for b, c in a.items(): print(b, c)
例題2は
for b, c in a.items():
とitems()メソッドを利用しています。
これにより、pppとqqqというkeyはbに入り
15と40というvalueはcに入るようになります。
そして
print(b, c)
によって、b,cに入ったkeyとvalueがそれぞれ
表示されるようになります。
例題2を実行すると
ppp 15 qqq 40
と表示されます。
【Python】辞書にあるitems()メソッドについて
先ほど使ってみたitems()メソッドですが
何を返しているのでしょう?
例題3をご覧ください。
#例題3 a = {'ppp': 15, 'qqq': 40} print(a.items())
例題3を実行すると
と表示されます。
このようにリストの中にタプルの形になって
keyとvalueが入っています。
ちなみにタプルは()でくくられるものをいって
リストは[]でくくられるものをいいます。
つまり(‘ppp’, 15)や(‘qqq’, 40)はタプルで
[(‘ppp’, 15), (‘qqq’, 40)]はリストです。
リストとタプルは同じようにカッコでくくっていますけど
効果・効能は違います。
タプルやリストについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
⇒【Python】タプルとは?リストとタプルの違いについても解説
⇒【Python】タプルを使う3つのメリットとリストとの違い
以上で解説を終わります。
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