【Python】whileループについてわかりやすく解説

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python whileループ

この記事ではPythonにおいて
while文を使ってループさせる記述方法について
わかりやすく解説していきます。

while文を使ってループを記述できるのですが・・・

ループを記述させるものはwhile文以外にも
前回解説したfor文もありますね。

for文ループについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

では、for文ループとwhile文ループでは
どういったところが違うのでしょう?

while文は処理を繰り返す回数が決まっていない場合に有効です。
逆に何回処理を繰り返すか、最初から分かっている場合には
for文の方がよいです。

ではこれから詳しくwhile文について解説していきますね。

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【Python】whileループの書き方具体例

while文ループの書き方

ではwhile文ループの書き方の具体例に入っていきましょう。
例題1をご覧ください。

#例題1

a = 5
while a < 20:
    a += 4
    print(a)

例題1では変数aの値が
1回while文でループするごとに4ずつ増えていきます。

そして20に達すると条件を満たさなくなるので
while文ループが止まります。

例題1の解説を続けますと、

a = 5

まず変数aに5を代入します。
ここでもし仮に

print(a)

と実行すると
『5』と表示されます。

それから

while a < 20:

whileの横に条件を書きます。
条件として、
a 変数aが20より小さい間という意味です。
それから、条件の後に『:(コロン)』を書きます。

これによって、変数aの値が20より小さい間、
下の処理が続きます。

下の処理というのはこちらです。

 a += 4

つまり、変数aの値が20より小さい間は
ひたすら、4ずつ加えられます。

その結果、最初に5+4=9となり
9だとまだ変数が20より小さいので
さらに9+4=13となり、またさらに13に4が加えられ17となります。

17はやはり20より小さいので、
さらに4が加えられます。
その結果、21となります。

21は20より大きいのでここでwhile文ループは終了です。

実行すると

while文ループ

と表示されます。

このように変数aの値が4ずつ増えていって
21で処理が止まります。

こんな感じでahile文ループを利用すると
for文ループみたいに繰り返す回数を指定しなくても
狙った条件に達するまで繰り返し
処理が行われます。

ある条件というのは例題1でいうとここですね。

while a < 20:

変数aが20より小さい間という条件です。

この条件を満たすまでひたすらwhile文ループが
繰り返されます。

ちなみにfor文ループについて詳しく知りたい方は
こちらの記事をご覧ください。

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【Python】whileループの書き方具体例その2

while文ループ

例題1が理解できたら
例題2は簡単に理解していただけるでしょう。

例題2は復習みたいなものです。

#例題2

a = 9
while a < 35:
    a += 6
    print(a)

例題2ではまず、

a = 9

変数aに9を代入しています。

それから、

while a < 35:

で、変数aの値が35より小さい間という条件を満たすまで
while文ループが繰り返されるようにしています。

そして、

    a += 6

変数aの値が35より小さい間は
ひたすら6が加えられる仕組みになっています。

なので、最初、変数aの値は9なので
9+6=15となります。

15は35より小さい値なので
またwhile文ループが繰り返されますね。

なので15+6=21となり
21+6=27となり、
27+6=33となります。

33もまだ35より小さいので
さらにwhile文ループが繰り返されます。

33+6=39
となった瞬間に変数aの値が35より大きくなったので
ここで条件が満たされ、終了となります。

実行すると、

while文ループ

となります。

例題2が実行されると

15
21
27
33
39

が表示されるわけですね。

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【Python】whileループの書き方|絶対にやってはいけないこと

while文ループ

まず大前提として例題3は絶対に
実行しないでください。

ここから先はあくまで自己責任でお願いします。

#例題3

a = 5
while a < 10:
     print(a)

例題3をみて、
例題1や例題2との違いがわかりますか?

例題3では

while a < 10:

の下に、

例題2のような

    a += 6

といった変数aにある数字を加えるような指示が
まったくありませんね。

もし例題3を実行してしまうと
変数aが一生、10より小さい値であり続けるわけです。
book
なので、無限に5という数字が繰り返されてしまいます

だから絶対に例題3を実行しないでください。
とにかく当方では責任持てないので
よろしくお願いします。

ここで大事なことは
while文ループを実行する際には
必ず、あなたが書いたコードでは
どれくらいの回数ループすれば条件を満たして終了するのか
頭の中で想像するようにしてください。

それでももし、無限ループに陥ってしまった場合
jupyternotebookを使用しているなら
下記画像のようにKernelの『Restart & Clear Output』
をクリック
してください。

強制終了

そうすれば無限ループ地獄が回避されます。

ちなみにJupyternotebookについては
こちらの記事を参考にしていただけるとうれしいです。

今回はwhile文ループについて学習しました。
while文ループは「何回実行する」といった指定がないので
かえって、扱いが難しくなることがあります。

先ほどの無限ループの危険性だってありますからね。
でも、場合によってwhile文ループはすごく便利でもあります。

それでは以上でwhile文ループについての解説を終わります。

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