【Python】for文中で効果的にbreakとcontinueを使う方法

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python for break continue

この記事ではfor文の中でbreakやcontinueを使う方法について解説します。

基本的なfor文の使い方については
以下の記事をご覧ください。
【Python】for文の書き方を誰でもわかるように解説
【Python入門】ループ処理についてわかりやすく解説

それでは本題に入っていきましょう。

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【Python】for文中で効果的にbreakを使う方法

break

ここではfor文の中で
効果的にbreakを使う方法について解説していきますね。

breakはブレーキのことですから、
中断するという意味になります。

for文ループを中断させるのが
breakの役割になります。

具体例を見たほうが理解しやすいでしょう。
まず例題1をご覧ください。

#例題1
x = [101,105,200,1000,10009,200000,1199999999]

for y in x:
    print(y)
    if y == 1000:
        break
        
print('breakのおかげでループが止まりました。')

例題1を解説していきますね。

x = [101,105,200,1000,10009,200000,1199999999]

では
[101,105,200,1000,10009,200000,1199999999]
という要素をそれぞれxに代入しています。

ちなみに[]で囲むことで
Pythonではリストだと認識されます。

リストについて詳しくは
こちらの記事をご覧ください。
【Python】タプルを使う3つのメリットとリストとの違い

次に

for y in x:
    print(y)

リストxの要素をyに入れて
print(y)という形で、私たちの目に見える形で表示されます。
といっても、ここはfor文ループです。

1つ1つ順番にxの要素がyに入ってから
表示されます。

なので、最初は101が表示されます。

次に

    if y == 1000:
        break

ここが重要なポイントです。

もしyの値が1000になったら
break、つまり中断します。

逆にyの値が1000でないなら
またfor文ループが繰り返されます。

最初のyの値は101だったので、
またfor文ループが繰り返されるわけですね。

次にリストxの2番目の要素である105がyに入り
表示されます。

105も1000でではないので
またfor文ループに入る、最終的にリストxが1000に入った時に
breakが有効になり、中断されます。

そして

print('breakのおかげでループが止まりました。')

が実行されるため
『breakのおかげでループが止まりました。』
と表示されます。

そのため、リストxで
『10009,200000,1199999999』
という要素はまったく表示されません。

したがって、例題1を実行すると

break文

と赤枠のように表示されます。

こんな感じでfor文であっても
breakを使うことで、途中でループを抜け出すことができるようになるんですね。

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【Python】for文中で効果的にcontinueを使う方法

for文の中でcontinueを使うと
ループが途中でスキップされてしまいます。

breakは中断でしたね。

breakとcontinueの違いを理解するために
例題2をご覧ください。

#例題2
x = [101,105,200,1000,10009,200000,1199999999]

for y in x:
    if y == 1000:
        continue
    print(y)

例題2でも例題1と同様の数字をリストxに入れています。

x = [101,105,200,1000,10009,200000,1199999999]

で、ここが重要ですね。

for y in x:
    if y == 1000:
        continue

リストxを使ってfor文ループを実行していくわけです。
ただ、yが1000のとき、continueされます。

continueはスキップするという意味です。

なので、1000だけスキップされます。

逆に1000以外の要素(数字)は
スキップされません。

その下の

print(y)

によって、普通に表示されます。

したがって、例題2を実行すると
continue

と表示されます。

こんな感じで、1000だけcontinueにより
スキップされたため、表示されていませんね。

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【Python】for文中で効果的にbreakとcontinueを使う方法まとめ

break文
こんな感じで、for文中にbreakを使うと
狙った要素が登場した瞬間に中断されます。
なのでそれ以降の処理が実行されません。

でも、continueの場合は以下の画像のように
狙った要素(数字)が登場したら
その数字だけスキップされます。

continue

なので、その狙った数字だけ表示されなくなります。

今回の記事ではfor文の中でbreakとcontinueを
扱ってみました。

ですが、while文中でもcontinueやbreakは使えます。
while文についてはこちらの記事で詳しく解説していますので
ぜひご覧ください。

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